大学時代にAGAクリニックに行ったよ、ってお話(②個人でAGA治療薬を調達編)
AGAの無料カウンセリング後、ケチってAGA治療や治療薬の購入をせずに帰った大学生だった私。
前回の記事では最後に「個人輸入をしているオオサカ堂」で、AGA治療薬の代表、フィンペシア+ミノキシジルの服用薬を購入したことまでお話しました。
今回は購入した治療薬を服用後、私の身体、頭に起こった変化をお伝えしていきます。
良薬口に苦し、AGAの良薬は身体に影響がありました。
リスクをとるか、毛を取るか、究極の選択。
服用後の頭の変化
かくしてAGA治療薬のフィンペシア+ミノキシジルを手に入れた大学生の私。
早速服用を始めたのですが、下調べはあったものの動揺は隠せませんでした。
抜け毛増える
一週間ほど服用を続けてからでしょうか。
シャンプーをする際にこれまでも排水溝や指に絡む髪の毛はいつも気になっていたのですが、通常の2倍は抜けるになりました。
一人暮らしをして、フローリングの床を拭き掃除したことある人は分ると思いますが、こんなにも髪抜けてたのか!?と唖然とすると思います。
ただ、これにAGA治療薬の効果で抜け始めた毛が加わって、掃除をするたびに絶望感に溢れていました。
「AGA治療薬の効果」と書きましたが、
男性ホルモンの影響で毛の生え変わりのサイクルが崩れていた環境を正常なサイクルに戻し、発毛を促進していく最初の段階では、不健康な毛が抜け落ちていくのです。
何でも最初は苦しいですよね、自転車乗れるようになった時も最初は傷だらけになって「本当に楽しいのか」と挫けそうになりましたが、いざ最初の苦しみを抜け出せば周りが言う景色が見えてきます。(たとえが微妙)
心がおれそうになる
とは言う物の、この最初の変化で心が折れそうになりました。
私の場合1か月半ぐらい続きました。
途中で
「このまま抜け続けて、つるつるになったらどうしよう…」とか
「やはり個人で買った物だから、服用量が間違えていたのか?」とか
様々な不安が襲ってきました。
オンラインでAGA治療を受ける人の記事など読むと、同じように初期脱毛を耐えてフサフサになった人の経験談などあるのですが、それが更に不安を煽ります。
「AGAクリニックで専門家がいたからこそ大丈夫だったのか?」
兎に角この最初の1,2か月は強靭な精神を持って臨まなければ、個人で取り組む場合は心が折れてしまいます。
私のモチベーションは何だったか?
家族のはげてる姿を思い出して、そうなりたくないという思いをバネにして耐えました(笑)
髪にコシが出始める
1か月半の死闘を潜り抜けて、心が強くなった(というより通常の抜け毛の量の感覚がマヒしていた)頃に、気付いたのは髪の毛のコシです。
ワックスを使っても頭頂部がぺたんとなってしまうことが気がかりだった私の髪の毛。
これが一日ボリューム感が持つようになってきたのです。
目に見える生え際とかは初期脱毛で量はむしろ減ったわけですが、髪一本一本が強くなったような感覚でした。
ようやく希望の光が差した、そんな感じでした。
服用後の身体の変化
頭には嬉しい変化が見られつつあるものの、AGA治療薬をいつまで続けようか悩んでいました。
AGA治療薬は「AGAの進行を遅らせ、発毛しやすい環境を作る」わけです、理想はいつまでも続けるべきですが、いわゆる「副作用」が私の頭を悩ませていました。
朝がきつくなる
朝は強い方だったので、大学時代に一限目の授業にはいつも余裕を持って出席していた私でした。
ですが、フィンペシア+ミノキシジルの服用を始めて初期脱毛の最中だったと思いますが、朝起きるのが非常にきつくなりました。
起きるといつもより頭がぼーっとして、やる気が出ない状態です。
幸い授業に遅刻することはありませんでしたが、時間ギリギリ、そして授業の序盤は集中できず、そんな状況が続きました。
頭痛
頭痛という言葉には、インフルエンザで悪寒がするようなときぐらいしか縁がなかった私ですが、AGA治療薬の服用後に頭痛をたびたび経験するようになりました。
朝がきつくなったことは話しましたが、それに加えて頭痛も併発することが増えました。
動悸
こんな単語、救心のCMでしか耳にすることがなかったのですが、時々胸がドキドキしたり息切れが伴うことがありました。
当時運動サークルに所属していたのですが、これによりいつもより運動のパフォーマンスが落ちたと感じました。
体毛が濃くなった
もともと、すね毛も腕毛も濃い方だったのですが、AGA治療薬の服用後は明らかに毛が濃くなりました。
夏場に私の足に停まった蚊が、毛に絡まって抜け出せなくなっていたのは衝撃であり、体毛が濃くなったことへの確信でした(笑)
この時一気に長くなった、足の指の毛はいまだに長いままです。
それぞれの副作用
実はどれも服用前に調べてある程度知っていたことですが、見るのと経験するのとでは違い、これを続けていくとなると辛いなというのが当時の私の感想でした。
それぞれの副作用として以下のような内容が挙げられています。
フィンペシア(プロペシア)の副作用
効果 :男性ホルモン由来の物質の抑制→抜け毛を減らす
副作用:性欲減退、肝機能障害
副作用として勃起不全などを挙げてある場合もありますが、いずれも1%ぐらいの発症率の様です。
ただ、女性や幼児への使用を禁忌として挙げられていることが多く、これは男性ホルモンの抑制が胎児や幼児の生殖器の成長を妨げる可能性が指摘されているからだそうです。
子作りにおいて男性はプロペシアを服用中でも数値的に問題ないともされていますが、数字が0%でない限りは可能性の世界なので、一時期使用を中止する方がいいと個人的には思います。
以下参考:
ミノキシジルの副作用
効果 :毛母細胞の活発化、頭皮への血流を促す→発毛促進
副作用:動機、頭痛、吐き気、浮腫み
ミノキシジルは元々高血圧の患者の降圧剤として使われいて、服用していた患者が副作用的に毛が濃くなっていたことをきっかけにAGA治療の現場で使われるようになったとか。
ただ、血圧に影響を与えることから、私自身が経験した影響が出てきている訳です。
フィンペシアとミノキシジルの服用中に私に主立ってみられた変化は、ほとんどがミノキシジルの影響と言えるかと思います。
参考URL:
結局服用辞めました
そんなこんなで結局フィンペシア+ミノキシジルの服用は辞めました。
1年ぐらい続けて、抜け毛が減ったり、髪のボリュームが増えたりと嬉しい効果を実感しました。
しかし、今後社会人になってからを考えて、
朝がきつかったり、
万一自分の子供に影響が出たり、
直接でなくとも何かの間違いで子供が口にしてしまったり、
なんてたらればを挙げていたら、「この心配がストレスになってまたはげるんじゃなかろうか(笑)」と、たった数%のリスクではありますが安全を取りました。
またこのリスクは「個人輸入の物を使っていた」ために、本当の数値は推し量ることができないと個人的に考えたのも、AGA治療薬を辞める理由でした。
生涯服用を続けるには?
と言っても、髪は一生もの。
効果があるならいつまでも続けたいという人も多いはず。
服用を辞めた理由として、不確かで、測りきれないリスクが大きかったのが本音です。
これは自分一人で個人輸入の商品を買っていたことが大きな要因だったと、改めて振り返って思います。
生涯服用を考えるのであれば、多少の出費を考えてもライフステージや個人の身体に合わせてアドバイスと適切な治療を提供してくれるAGAクリニックを利用することをお勧めします。
もしくは、「自分で責任とる」という確固とした決意があれば大丈夫でしょうか?
まとめ
大学時代、私はAGA治療薬であるフィンペシアやミノキシジルの効果も副作用も経験しました。
双方を天秤にかけて、服用は1年ほどで中断することになったのです。
自分で試行錯誤を続けていくのもいいですが、身体に取り入れるもの、毎日続けて蓄積していくもの。
生涯続けるのであれば、しっかりと知識のある人を味方につけて行う方が得策だと思います。
しかし、そうは言えど、唯一無二の存在、髪の毛。
フィンペシアとミノキシジルの副作用とリスクにおびえて手を引いたものの、決して髪の毛を諦めたわけではありません。
むしろここから毛に対するあれこれがさらに加速するのです。
次回以降では、サプリに手を出したお話をしていきます。